I LOVE MYLIFEの日記

乳がん、節約、ミニマリスト、片付け、投資、旅、グルメについて書きます😆

術後3日目〜退院への道のり

術後3日目

だいぶ、入院生活にも慣れてきた。

朝、昼、夕に看護師がきてバイタルチェック

朝、夕に医者が来て傷の観察とドレーンチェック

ドレーンの排液量が少なくなってきたので

術後4日目にドレーンを抜きましょうとなった。

ドレーンの翌日、術後5日目に退院となる運びだそうだ。

 

まだ、50mlくらい入っているがいいのかな?と思った。

目の前のおばちゃんも私と同じ右乳がんリンパ節郭清をしている。

おばちゃんは、術後1日目から右腕はかなり高い位置まで上がり

毎朝、運動までしているので

すごいなぁ〜と感心していたが、

私の方が早く退院できそうな感じになってきた。

おばちゃんよりも20歳も若いのでそうなるのか?

相変わらず右手の置き所がなく、痺れも継続しているので

おばちゃんより悪いのかと思っていたが、そうではなさそう。

私の方が早く帰れるのを聞いて、

おばちゃんは若干ショックを受けていたようだ。

私の方は拍子抜けした感じだった。

私は、術後4日目にドレーンを抜き、翌日退院だ。

おばちゃんは、まだ、ドレーンを抜けそうにない感じだった。

わからないものだな、と思った。

 

とりあえず、退院できるのは嬉しい。

病院はとにかく暇で、寝てるかテレビを見ているか

ネット検索しているかしかない。

外出して一番したいことは、ラーメン屋に行きたい。

病院の目の前から、中洲の一蘭が見えてしまうのだ。

ヘルシーな病院食を食べていると

油こってりしたラーメンなんかが食べたくなる

よっぽど売店に行きたくなる衝動に駆られたが、

ここは我慢した。

 

予定通り、術後4日目にドレーンを抜いてもらった。

体が自由になった✨

単純に嬉しい。

看護師からシャワーの許可が出た。

シャワーは自分で実施。

毎日、タオルで体を拭いていたが

やはり、お湯で全身を洗うのは気持ちが良い。

髪の毛は、看護師に洗ってもらった。

右手が上がらないので、助かる。

 

いよいよ明日は退院か✨

感慨深く、病院から見える夜景を見る。

これを見るのも今夜が最後か。

クリスマス前だったので、イルミネーションが綺麗だ💓

 

病院間から見える夜景

術後1日目

術後1日目

病院の起床は早い。

朝の6時だ。

術後興奮していたせいかあまり眠れなかった。

それと、右手の痺れがあり、手の置き所がなかった。

ネットなんかを検索していると患側の腕を下にすると良くないと書かれてあった。

クッションなんかを乗せたらいいということも書かれてあり

夜中にバスタオルなんかを置いたが、なんとなく右手の置き所がなく

右手の掌の痺れがあり、怖くなった。

 

看護師が来て、そのことを伝えても

あんまり親身になってくれない。

基本的に看護師はバタバタしているから、

話を聞いてくれる感じではない。

朝夕来てくれる医者の方がよっぽど色々と話を聞いてくれて

親身になってくれる。

右手の痺れに関しては、最初が強いけど

だんだん気にならなくなると医者より説明があった。

ちょっと安心した。

 

あまり、寝ていなかったせいか、

朝食を食べると、うとうとと昼まで寝て

昼食を食べて、テレビを見てそんな感じで過ぎていった。

右腕の違和感はずっとあった。

ドレーンが抜けると違うのだろうか?

昼寝をしていてもちょっと右を向いてしまうだけで

痺れが来るものだから体の体勢にすごく気を遣った。

 

あと、入院中便利だったのは

マイ枕

これは絶対に持って行った方がいい。

同じように乳がんの手術をした目の前のおばちゃんは

枕が合わないと毎日、言っていた。

病院の枕はちっこいし、自分の首や頭に合わない。

私は、一緒にMOGのクッションも持って行ったが

テレビを見るときなんかは

分厚目のクッションがめちゃ役にたつ

お尻や腰に分厚目のクッションがあるだけで

リラックスできる。

 

入院中に助けてもらったMOGクッション

 

快適に過ごすためのマストアイテムだ。

 

MOGU 雲にさわる夢 クッション ミスト グレー

 

 

手術後3時間経過

手術後3時間経過して看護師が様子を見にきた。

この時は、眠りから覚めようとしていた感じ。

名前を呼ばれて、行けそうならトイレに行っていいですよと言われた。

点滴がつながっており、ドレーンが胸の辺りと脇の方に入っていた。

手術中に尿の管が入っていると説明を受けていたが入っていなかった。

ちょっとホッとした。

 

看護師が一緒にトイレに行きましょうと促される感じで

点滴スタンドを持ちながらトイレに行こうと立ち上がったが

ふらふらとする感じで最初はなかなか力が入らなかったが

普通にトイレに行き、用を足す。

おむつもしていない。

手術前に履いていた紙パンツをそのまま履いている。

おむつはどこに行ったのだろうか?謎だ。

手術前に準備をして看護師さんに渡していたのに

つけていない。

 

そんな謎を聞こうと思ったが

看護師は忙しく私のトイレができたことを確認して

もう、院内を歩いていいですよ、夜の食事も配食されますからねと

伝えていくと忙しそうにどっかに行ってしまった。

急性期の病院はこんなもんだろう 笑

 

母親と妹に起きたよ〜と電話で連絡するために

病室を出て電話できるスペースまで歩いたが

若干ふらつきはあるが、普通に歩ける。

こんなに元気なんだなと自分に驚く。

胸帯でぎゅっと締め付けられているせいか

切除されたであろう右胸や脇の痛みもそんなに強くない。

痛み止めもかなり入れているのかな?

 

電話で妹に脇のリンパ節をとったことを確認した。

覚悟はしていたが、ショックだった。

病室に戻り右腕を上げると肩より低い位置くらいまでしか上がらない。

これ、どこまで上がるのかな、上がるようになるのかなと

若干不安になる。

 

夕食は普通食でほぼ全部食べた。

看護師さんからは食事の量を確認して、点滴を外してくれた。

嬉しかった😊

術後の夕食

 

乳がんは、基本元気なんだろうなぁ、そんなことを考えていた。

そして、乳房切除後の生活をネットでググって時間を過ごしていた。

そんな手術1日目だった。

 

 

 

 

 

手術当日

人生初の手術

45歳になって、いきなり手術か。

右胸が無くなるのか。

 

病院の朝は早い。

6時頃に起床の音楽が流れ、看護師さんがバイタルチェックに来る。

前の日に渡された飲み物を飲んだのかのチェック

朝は何も食べないように指示があり、

手術前の準備の確認等もあり、

8時頃に手術部位のマーキングに乳腺外来に行くように言われた。

手術着に着替えて8時までテレビを見ながらうとうと待つ。

 

 

8時になったら看護師が呼びにきて、乳腺外来に行くように言われた。

8時30分からの手術だから、8時20分には帰ってくるようにと言われた。

ここからバタバタだった。

乳腺外来に行ったら、まだ先生は来てないと言われて

待合室で先生が来るのを待ち、

診察室でマーキングをして、また病室に戻って、

母親と妹の顔を見たらすぐに担当看護師と手術室に行くことになった。

テレビで見るようにベッドで運ばれるのではなく歩いて手術室に行った。

 

手術室は機械的な感じがして真ん中にベッドが置かれていた。

そこに寝るように言われ、いろんなものを体につけられて、

酸素マスクをつけられて、薬が入るから眠くなりますよと言われた。

そこからは意識がない。

 

気づいたら病室だった。

名前を呼ばれ、目覚めたら妹の顔があった。

妹は無事に手術が終わったよと言ってくれた。

そこで、私が最初に口にしたのは『リンパ節転移があったのか?』を妹に聞いた。

手術前からずっと気にかけていたことだ。

主治医からは、リンパ節転移があった場合は、

腕の痺れ、つっぱり、上がりにくさが出てくると聞いていたため

恐れていたことだ。

 

妹は『一個あったよ』と私に言った。

リンパ節をとったのかは怖くて聞けなかった。

その代わりに右手を動かしてみた。

手が動く。手のひらも動く。ちょっと安心した。

目の前のおばちゃんが家族と一緒に手術室に向かう会話も聞こえてきた。

おばちゃんも頑張れ!そう思いながら

そこからはまた、意識がなく眠った。

 

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初めての入院

人生初めての入院

誕生日を迎えて、次の日に入院

ほやほやの45歳の時に入院した。

入院前は、おさらばの右乳房を記念に写真に収めた。

あぁ、術後は、なくなっていると思うと寂しいな。

今までどうも有難う。

ただ、癌がいるらしいから、さようならと

お別れを告げた。

 

夫は他界しているので、両親と妹が付き添ってくれた。

病院に来る時間は14時と言われていたので、

昼食は大好きな肉ソーメンを母に作ってもらって

実家で髪を洗い、シャワーを浴びての入院だった。

 

院内ではコロナクラスターが発生したとの事で

なるべく病室を出ないようにと言われた。

家族も病室まで荷物を運んでもらって

すぐに帰ってもらう感じだった。

 

手術前日の入院。

右乳房切除術で消化器とは関係ないため、

前日の食事制限はなしというのは、有難い。

21時以降には食べれないそうだが、

手術当日の朝6時までなら飲んで良いという飲み物を2本渡された。

14時に入院して、それから特にすることもなく暇でテレビばかりをみていた。

四人部屋でカーテンは閉めたまま。

目の前のおばちゃんは、どうやら私と同じ乳がんの手術らしい。

私が先で、おばちゃんが後のようだ。

なんだか心強い。

時折聞こえてくる独り言が可愛いくてほっこりする。

隣の人は、オナラのことや食事のことを

看護師さんに答えている声が聞こえるので

おそらく胃腸?かな??

 

夕方には看護師と一緒に手術の準備をした。

購入するように言われていた胸帯やおむつ(するのかな??ちょい不安)

手術着やタオル等

 

そんな感じで入院生活がスタートした。

手術前日はぐっすりと眠れた。

あぁ、明日は手術。

入院前に食べた誕生日ケーキ

 

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乳がん告知を受けてから1ヶ月間

乳がん告知を受けて1ヶ月間は検査のための受診が続いた。

遺伝子検査、血液検査、CT、MRI、肺機能検査、心電図、骨シンチ検査、、、

CTやMRIの検査も人生お初。

造影剤を入れたのも初。

2日日間かけて検査。

 

検査結果説明と手術の説明、手術前PCR検査、

入院支援センターでの麻酔科医からの説明、入院の説明(準備含め)

考えるほどのないほど、仕事と受診が継続した。

検査の結果説明が一番怖かった。

 

乳がんにはサブタイプがあって、もし遺伝性乳がんであれば

術前抗がん剤が先にあると説明を受けていた。

いきなり抗がん剤は怖いと感じていたので

そうでないと分かった時点でホッと胸を撫で下ろした。

術前の段階ではホルモン陽性ハーツー陰性乳がん

おとなしい顔つきのガンで、リンパ節には転移なしとの事だった。

予定通り、手術入院の運びとなる。

 

 

 

 

乳がん告知

癌告知

人生にとっての初体験

 

覚悟しての受診だった。

前回受診時に、がんであることを覚悟してくださいと先生より

言われていたからそうだろうとは思っていたけど

癌であることを告げられた時は、一瞬、涙が出た。

先生は淡々と話していた。

自分だけが遠い世界に投げ出された感じで

がんなの!?が頭の中を巡り

え、これからどうしよう。

そんな感じだった。

 

これからの治療スケジュールはもう決まっていて

検査スケジュールや手術が必要であることの説明を受けた。

これから目まぐるしい日々がスタートする感じだ。

会社には言わないといけない。

検査、手術で休む必要があることが必然と決まっていた感じだ。