初 抗がん剤治療（１クール目第１回目）
本日、初抗がん剤治療日。
とうとう、この日が来た。
１クール目第１回
本日は、長い。
朝、８時に採血検査
血液検査が上がって主治医の診察
その後、化学療法室に行って治療。
抗アレルギーと吐き気薬注射＋パージェタ＋トラスツヅマブ＋パクリタキセル
帰宅時間は14時すぎと聞いていた。
昼食は卵サンドイッチとバナナ、紅茶を持って行った。
採血が終わり、検査結果が出て診察するまでの時間が割と長い。
８時に採血に行き、結局、診察は９時25分過ぎだ。
待ち時間が長かったが、
この間に化学療法を受けている人二人とお話しすることができた。
８時に採血をするのは、化学療法の人ばかりなので
先輩方からアドバイスや情報収集に努めた。
大腸癌ステージⅣ、乳がんステージⅣの女性だ。
同じステージⅣでも大腸癌の人は体がきつそうだ。
有益な時間を過ごし、その後、13Fの化学療法室へ。
同じ病院でも、外科の看護師と違い、
化学療法室の看護師は丁寧で優しい印象だ。
色々と質問しても受け止めてくれる。
不安を受け止めてくれるように笑わせてくれたりする看護師もいて
それだけでホッとする。
抗アレルギー注射と吐き気どめ30分。
ものすごい眠気だ。
その後、パージェタ60分
若干の眠気と気持ち悪さあり。
その後、トラスツズマブ90分
眠気はなくなり、気持ち悪さはなくなりスッキリするが、
強烈な寒気が出る。
その後、パクリタキセル60分
寒気はなくなり、若干の酩酊感あり。
パクリタキセルはアルコールが入っているからほろ酔いになるよって
先生からは聞いていたが
寒かったので、助かった。
アルコールはたまに飲むので、全然問題なし。
最後に、生理食塩水を流し、終わりだ。
治療中は薬剤師が薬剤指導
栄養士が栄養指導に来てくれた。
これも安心した。
会計は、な、なんと、たった１回で高額医療費限度額マックススマだ。
まじか！！
これが一番驚いた。
今月の支払いは薬以外はなしになる。
たった１回で医療費は、50万を超える額がかかっている。
国にお世話になりっぱなしだ。
手術費用が100万円をちょっと超える額だったので
たった１回で50万かかっていると思うと
恐ろしい、高額な薬だ。
これに今後、最初ウィークリー12回、
その後は１年間１回/３Wとなると。。。
年間で恐ろしい額がかかってくる。
年間で医療費1000万くらいになるのではないか！？
パージェタ＋トラスツヅマブが高額なはずだ。
支払額は本日は57500円なので、１割くらいだ。
高額医療費。
日本の医療制度は大丈夫だろうか、と思う。
ビバ日本の医療。
たった１割と言っても一度の支払いで57,500円は大きい。
最近のマネーYouTubeなんかを見ると
保険は解約しろと言われる。
自分も解約してしまったが、
今後、毎月高額医療費マックスを考えると、
年間で自己負担額は50万近くかかる。
（自分の場合は来月以降は３ヶ月連続で高額医療費に達しているので、
多数該当となり、高額医療費限度額は44,000円となる）
保険はむやみに解約しない方がいい。
今回、親が私の保険に入ってくれていたために
140万円の保険金が入った。
これは心が本当にホッとした。
自分は働いているが、
抗がん剤治療となると働けないくらいの体力になる人もいる。
本日、診察を待つ間に話した大腸癌の抗がん剤を受けている女性は
抗がん剤をして１週間は立ち上がることもできないらしい。
そう思うと、仕事も休職せざるを得なくなる。
治療費と生活費を賄う必要があるから、
いくら貯金をしていてもお金を本当に使うのだ。
治療費以外にもかかるお金は結構ある。
治療に通う交通費、ウィッグ購入費用、私の場合は乳がんなので
下着関係も買い揃えた。
今や二人に一人が癌にかかる時代。
むやみに保険の解約はしない方がいいと自分は思う。
お金はあって困ることはない。
話は全然違う方向に行ってしまったが、
抗がん剤治療はバナナも食べたし、卵サンドも食べた。
夕食にはうどんを食べれた。
ただ、夕食のうどんは味がしなかった。
昔の抗がん剤のイメージとは違い、
食べれることがびっくりだった。
吐き気どめがとてもいいと聞いていたが
この状態だったら、外来でも頑張れるなぁと思った。
イメージは怖い。
まだ、１回目でこんな感じだが、
これから、脱毛も始まるし、注意が必要だ。
でも、医療は日々、医師や研究者のお陰で
日進月歩で進化している。本当にありがたい。
自宅に帰り、ゆっくり昼寝で眠った
21時30分現在
今の所大きな副作用なしでちょっと安心した。
