退院
待ちに待った退院日
病院衣を脱いで、普段着に着替える。
顔を洗面所で洗ってうっすら化粧もした。
５日ぶりだ。
退院は10時頃と聞いていたので、10時頃に
両親が車で迎えにきてくれる予定だ。
朝食を食べて、看護師、医者の巡回が終わり
テレビを見て過ごしていると
計算書が９時半頃に届いた。
もう、退院していいですよと看護師から言われた。
え、、、10時と言われたので10時頃、家族が迎えに来るので
病室で待っていいいか聞くと、
１Fで待ってくださいと言われた。
さすが、急性期病院。
ベッドを回転させたいのだろう 笑
次の患者が来るのだろうと思った。
荷物はまとめていたので、
病室を出てナースステーションに挨拶していこうと決めた。
が、ナースステーションには誰もいない。
さすがだな。
また、バタバタと動いているのだろう
そのまま、１Fに降りて会計を済ませた。
両親が迎えにきてくれ、自宅まで送ってくれた。
何が食べたいか聞かれたので、
ずっと食べたかったラーメンをリクエスト
13時に待ち合わせて、
近くのラーメン屋にいこうということになった。
ラーメンを一口食べて思った。
あぁ、なんとしあわせなのだろう💓
行きたいところに行け、食べたいものを食べれる生活
今までどんだけしあわせだったのかと思った。
部屋に一人でいても思った。
病室で四人部屋で確かに寂しくはなかったが
制限が多い。食事も決められたもの
音を気にしたり、諸々ある。
でも、やっぱり、自分一人の部屋に戻ると自由だ。
当たり前に生活できることは、失くして初めて
その大切さやありがたさに気づくことが多い
恋人と別れたあと、
みょうにその人が大切だったことに気づいたりってあるな。
話は飛躍したが、とりあえず退院できてよかった。
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